速報!アトランタ!!!

おはようございます。
アクセスありがとうございます。
遠藤です。
残念です!!!!!!
男子テニスのアトランタ・オープン(アトランタ、ハード、ATP250)は日本時間で今朝シングルス準々決勝が行われて、錦織圭は第1シードで世界ランク9位のT・フリッツに4-6, 2-6のストレートで敗れました。
スコア的には一方的な試合を想像すると思いますが、実際は第1セットは互角の展開。
フリッツはサービスとフォアハンドでエースを量産!
かたや錦織圭はラリー戦からじわじわと相手を追い込み、最後はフォアハンド、バックハンドでノータッチを取る展開!
お互いに譲らず、第1セットが進みます!
そして錦織圭サーブの4-5の第10ゲームです。
いつもの通りラリー戦からポイントを取り15-0。
次のポイントで、錦織圭は何と今までやらなかったサーブアンドボレーを選択。
フリッツのバックハンドにキックサーブを入れて、オープンコートへのボレーで決める作戦だったのでしょう?
しかし、フリッツも見破り、リターンを沈めてきます。
錦織圭はバックのローボレーをネットにかけてうずくまってしまいました。
このポイントを取れればタイブレークに持ち込める。
タイブレークを取れば、試合の行方も判らなくなる!!!
そんなポイントを短く簡潔に取りたかったのでしょう。
ここの選択が、試合に出続けているトーナメントプロと復帰したばかりの試合勘の無いプロとの差なのかもしれません!
まず、よく言われているアドバイスとして、
「上手くいっている時は、戦い方を変えない方が良い」
また、Team REC所属プロの関口周一プロは、「試合の前半でリードしているポイントで後半の大事な所でやるパターンを練習すること」
と言っていました。
いきなり違う事をするとミスをする確率が高くなること。
前半でやっておかないと、大事な所で使う勇気が出てこないことを挙げておられました。
いずれにせよ、このポイントが試合のキーポイントだったことは間違いありません。
この後、錦織圭はミスを連発して第1セットを落としてしまいます。
第2セットは、ラリー戦でもミスが出始めて2-6となり、敗戦となりました!!
だだ、集中力を上げて戦うフリッツは1stサーブが凄すぎました。
リターンの名手、錦織圭なのですが、1stサーブが入った時のフリッツのポイント取得率が何と100%。
7割以上の確率で入る1stサーブが入った時は、1ポイントも得点が取れていないという事になります。
錦織圭としては、とても押されている感覚を感じざるを得ない展開で焦りを感じていたのだと思います。
実際に試合後の会見で、「やられた感がある」「差を感じた」と語っています。
次回までに「差」これはフォアハンドとリターンなのだそうですが、練習して次戦に備えるそうです。
この辺がやはりプロですね!
くじけたりしないのです!!
あとは、「コーチと相談して」です。
ひとりで決めるのではなく、他人の意見も聞き取り入れていく姿勢!!
なんか我々の生活にも思い当たる節のあるお話です。
次も頑張ってほしいなと心から思います。
頑張れ!錦織圭!!!